画家
岡本 博紀 / Okamoto Hiroki
● 主な技法:ドローイング
-
岡本 博紀
「森ノ波長」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク
S0号 -
岡本 博紀
「森の諧調」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「白明」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
SM号 -
岡本 博紀
「明星」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
F0号 -
岡本 博紀
「山ノ道」
ドローイング / 板パネルにインク
S0号 -
岡本 博紀
「海彩」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
F4号 -
岡本 博紀
「海明かり」
ドローイング / 板パネルにトレーシングペーパー、インク、蓄光シート
9.5×9.5cm -
岡本 博紀
「虹の諧調」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「川の諧調」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「虹色模様」
ドローイング / 板パネルにトレーシングペーパー、インク、蓄光シート
S0号 -
岡本 博紀
「森密」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
SM号 -
岡本 博紀
「山奥」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
F0号
私は、「記憶」をテーマにした作品を制作しています。人間は生きていく中であらゆる体験をし、その中で自分にとって必要な記憶を取捨選択してゆきますが、そこで捨てられていった記憶も完全に消え去った訳ではなく、細かい塵の様になって頭の片隅に積もっているのではないかと私は思うのです。
そうした記憶をモチーフにしているので描かれる対象は具体的な形を成していなかったり、ぼやけていたりします。こうした抽象形態は人によって様々な対象を見出すことが可能になるでしょう。然しこれは鑑賞者の方々に全てを委ねるということではなく、作者と鑑賞者の間にある共感性を推し量るものでもあります。
絵画というのは決して作者一人で自己完結するものではなく、ご覧頂く方々との共有を経て成長していくものだという思いが、作品を描く上での根幹となっています。
岡本 博紀 Profile
1990年 大阪府生まれ
2015年 大阪芸術大学大学院 芸術研究科 絵画領域 修士課程 修了
◆受賞歴
2015年 大阪芸術大学大学院修了展 塚本英世賞
2018年 いろやの0号展 ピカソ画房賞
2020年 日本文藝アートコンペティション 奨励賞
2020年 ヤングアーティスト公募展『いい芽ふくら芽2020』 八犬堂ギャラリー賞
2022年 いい芽ふくら芽in Tokyo 優秀賞
2023年 ZEROTEN2023-Aichi- GALLERY龍屋賞
2023年 いい芽ふくら芽in FUKUOKA グランプリ・みぞえ画廊賞
◆展示歴
2017年 6月 第35回三菱商事アート・ゲート・プログラム (東京) 入選
2021年 9月 線を引いて一線を画す-Draw The Line-(松坂屋上野店)
2022年 4月 個展『朧光-おぼろのひかり-』(大阪・本町/GALLERY MAISON D'ART)
2022年 6月 個展『半透明な季節』(東京・矢口渡/Gallery futari)
2022年 8月 個展『-折々の旅-』(東京・京橋/八犬堂ギャラリー)
2023年 1月 ONE ART TAIPEI(台湾・台北)
2023年 2月 ART!ART!OSAKA(大丸梅田店)
2023年 10月 個展『面影を辿る』(東京・矢口渡/Gallery futari)
2024年 4月 NEO POP PROJECT PART3(兵庫/神戸阪急本館4階アートギャラリー)
2024年 4月 神戸アートマルシェ(兵庫/メリケンパークオリエンタルホテル)
◆インフォメーション
-作品について-
つけペンと水性インクを用いて伝統的な文様の一つである「青海波」を描き、『風景と記憶』をテーマにした作品制作を行っています。文様の連続性を画中に組み込み、空間的存在である風景に時間の流動性を組み込むことが主たる目的です。
記号化された風景を描き、空間と時間の融合を試みる中で、普遍的な風景に個人的な体験である『記憶』を内包出来れば、と考えています。
また近年は画面内におけるレイヤー(層)を意識した平面や立体に取り組み、より深く空間と時間の関係性に着目しながら作品を制作しています。