画家
岡本 博紀 / Okamoto Hiroki [5F Gallery2]
● 主な技法:ドローイング
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岡本 博紀
「月への旅路」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶
SM号 -
岡本 博紀
「空ノ季節」
ドローイング / 板パネルにトレーシングペーパー、インク、色鉛筆、蓄光シート
7×7×7cm -
岡本 博紀
「詞辺」
ドローイング / 板パネルにトレーシングペーパー、インク、蓄光シート
5×5cm -
岡本 博紀
「夏の一生」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶、漂白剤、色鉛筆
F15号 -
岡本 博紀
「夏雪」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶、漂白剤
7×32cm -
岡本 博紀
「星の目覚め」
ドローイング / 板パネルに水彩紙、インク、紅茶、漂白剤、色鉛筆
M6号 -
岡本 博紀
「森の温度」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「山の温度」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「海の温度」
ドローイング / トレーシングペーパー、インク、蓄光シート
7×7cm -
岡本 博紀
「動脈と静脈」
ドローイング / 水彩紙にインク、色鉛筆、漂白剤
6×13cm
近年、「おぼろげな記憶」をテーマに、自らの記憶に基づいた風景やイメージを紙の上に抽出し、繊細な情緒や感情を表現した作品を制作してきました。
私は、常日頃より絵という存在は言葉だけでは伝えられない、複雑で曖昧な感情や機微を表現するひとつの方法だと考えています。例えば、色々な感情が混ざりあって涙ぐんでしまったりするのは、感情が自らの中だけに留めておけない状態になるからですが、そうした感情の受け皿となるのが絵というものだと思います。
作品はあくまで私の個人的な記憶に基づいたものですが、普遍的な風景を題材にしているので感覚を共有する様に、そして自らの中に埋もれている記憶を掘り起こす様に作品のイメージを辿って頂ければ幸いです。

岡本 博紀 Profile
1990年 大阪府生まれ
2015年 大阪芸術大学大学院 芸術研究科 絵画領域 修士課程 修了
◆受賞歴
2015年 大阪芸術大学大学院修了展 塚本英世賞
2018年 いろやの0号展 ピカソ画房賞
2020年 日本文藝アートコンペティション 奨励賞
2020年 ヤングアーティスト公募展『いい芽ふくら芽2020』 八犬堂ギャラリー賞
2022年 いい芽ふくら芽in Tokyo 優秀賞
◆展示歴
2017年 6月 第35回三菱商事アート・ゲート・プログラム (東京) 以後複数回出品
2019年 4月 Contemporary Art Salon Spring2019 入選(台北オークションセンター)
2019年 7月 「ドローイングとは何か」展 入選(銀座/ギャルリー志門)
2021年 4月 ART!ART!OSAKA(大丸梅田)
2021年 6月 個展『えもいわれぬ』(泉大津/ギャラリースバル)
2021年 9月 線を引いて一線を画す-Draw The Line-(松坂屋上野店)
2021年 10月 UNKNOWN ASIA 2021 (グランフロント大阪)
2022年 4月 個展『朧光-おぼろのひかり-』(大阪・本町/GALLERY MAISON D'ART)
2022年 6月 個展『半透明な季節』(東京・矢口渡/Gallery futari)
2022年 8月 個展『-折々の旅-』(東京・京橋/八犬堂ギャラリー)
◆インフォメーション
いい芽ふくら芽in Tokyo 2023 該当地域とのゆかり
幼少期、埼玉県の大宮(現在のさいたま市)に6年間程在住していました。当時私の住む近所に小さな雑木林があったのですが、その場所でふと感じた自然の不可思議なイメージが現在の作品制作に色濃く影響を残しています。
作品について
つけペンと水性インクを用いたドローイング作品を制作しています。描く対象は幾何学模様や文様等の抽象的イメージが多いのですが、「おぼろげな記憶」をベースにしているので具象的なモチーフを描くこともあります。叙情的なイメージをもった作品の制作を心がけており、鑑賞者の方々との「記憶の共有」を目指しています。
抽象的な考え方ですが、絵画というのは決して作者一人で自己完結するものではなく、見られる方々との共有を経て成長していくものだと思うので、作品を媒体にして一人でも多くの方々と共感することが出来れば、それが何よりの幸いです。