KONOYO.net

IAG ARTISTS SELECTION
池袋回遊派美術展2021
21/11/17[水]-21/11/22[月] @ 東京芸術劇場 5F GALLERY1

2017年からスタートし、今や国内屈指の公募展となった「IAG AWARDS」に加え、漫画とアートの融合を目指し、漫画家しりあがり寿氏を審査委員長に迎えて昨年実験的に開催した「アート4コマ公募展 漫喜利- MANGIRI-」。
街とアーティストをつなぐ「池袋アートギャザリング- IAG -」が運営する2つの公募展の入選者からセレクトした気鋭アーティストたちによるグループ展です。

木白牧 / Maki Kishiro 

● 主な技法:アクリル画をベースにしたミクストメディア

地図で作ったクジラで時の海を泳ぐ方舟を表現しています。
私たちは美しい自然の生き物である一方で、
その文明の力は自身や他の生き物達の生存を脅かしています。
私たちの船は輝く未来を目指して航海できるでしょうか。

自然への共感や同調から派生した日本の美意識と、日常と芸術を繋げる西洋の哲学的要素を融合させたアート作品の模索をしています。アクリル画をベースに地図や海洋プラスチックなどを使用したミクストメディア作品を作っています。

木白牧

木白牧 Profile

1975年 滋賀県生まれ

2005年 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程(現 大阪公立大学) 修了

◆受賞歴
2021年 「Any Kobe with Arts 2021」Gallery10賞
2021年 「第3回公募アートハウスおやべ現代造形展」入選
2020年 「IAG AWARDS 2020」入選
2019年 「第4回星乃珈琲店絵画コンテスト」優秀賞(土方明司賞)
2008年 「第21回日本の自然を描く展」上位入選

◆展示歴
2023年 「Free!!」、windfall gallery、京都
2023年 「New Power展 Vol.4」、ギャラリー自由が丘、東京
2022年 「28室のGALLERY」、ホテル北野プラザ六甲荘、神戸
2022年 「Any Kobe with Arts 2022」、MRSX(建栄)ビル、神戸
2022年 「KENZAN2022」、東京芸術劇場、東京
2022年 「Mixed Media2022」、GALLERY AND LINKS 81、東京
2021年 「IAG ARTISTS SELECTION 池袋回遊派美術展」、東京芸術劇場、東京
2021年 「SANGO展」、Picaresque Art Gallery、東京
2020年 「IAG AWARDS2020 EXHIBITION」、東京芸術劇場、東京
2019年 「Independent TOKYO 2019 」、ヒューリックホール、東京

◆インフォメーション
命をテーマに制作をしている。自然界への畏怖や共感といった古来受け継がれる日本的な世界観を基点に、獣医学そして鯨類調査員といった生物学に携わっていた視点を加え、命と世界の俯瞰的表現を模索している。主には細胞→鯨(個体)→地図(社会)という階層を貫くモチーフを並列に描き、時間軸を泳ぐ命の方船を表現している。アクリル画をベースに日常生活の図像や廃品など時代を表す素材を使ったミクストメディアの平面作品を作っている。