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たんざく展@新井画廊21/07/05[月]-21/07/17[土] @ 新井画廊

美術作家
黒田 恵枝 / Yoshie Kuroda 

● 主な技法:裁縫

黒田 恵枝

黒田 恵枝 Profile

1987年 福岡県生まれ

多摩美術大学美術学部情報デザイン学科情報芸術コース 卒業

◆受賞歴
2019 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019 奨励賞
2019 Brillia ART AWARD2019 入選
2017 SICF18 審査委員栗栖良依賞
2017 HAPTIC DESIGN AWARD 佳作

◆展示歴
【個展】2020「Current Location」/Space9, ソウル、韓国
2020「현 위치 Current Location」/Hongti Art Center, 釜山、韓国
2018「FANTASTIC GRAVE」/THE blank GALLERY, 東京
【グループ展】2020 Brillia Culture Spice /上野の森美術館 , 東京
2019 種子島宇宙芸術祭 2019 /鹿児島 ( 種子島 )
2019 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019 /六甲山、兵庫
2018 SICF18Winners Exhibition /スパイラル , 東京
2017 シブヤスタイル vol.11 /西武渋谷店 , 東京
2017 SICF18 / スパイラル , 東京
2016 シブヤスタイル vol.10 /西武渋谷店 , 東京

◆インフォメーション
使われなくなった衣類を主な素材として、ぬいぐるみや人形、彫刻などの立体造形の概念を横断する創作形態に取り組み、空想の生き物の立体シリーズ『もけもけもの』や、素材の衣類を用いたインスタレーション、その他ミュージックビデオへの作品提供等その活動は多岐に渡ります。『もけもけもの』とは ... 継続して制作している、使われなくなった衣類を素材に、動物や人体のパーツなどをつくり、それらを繋ぎ合わせる事で空想の生き物を創作する立体シリーズです。彼らは、個々の「存在」や「成り立ち」、互いへの「関係性」など、不確かな自身の所在に対し常に答えを求め続ける私たちの分身のようでもあります。主な素材として用いる、使われなくなった衣類とは、まるで皮膚のように人の一部であるものと捉えています。身につける人と日常を共にし、身につける人と共にあらゆる出来事や思い出を経験し蓄積しているからです。私は、服という役目を終えたものが素材に還り、ある種のお呪い ( おまじない ) のようなひと針ひと針によって、再び生まれ変わる過程に関心を持って制作しています。本来、縫い目には呪力が宿るとされたように、縫うという行為によって日々を生きる中での感覚をかたちにすること。それは私達自身の存在を探る事であると考えます。
作品の展示の仕方は、立体作品を展示台に直置きまたは、壁にかける仕様もございます。