陶芸家
西田 洋子 / Yoko Nishida
● 主な技法:陶芸、手びねり
はじめは柔らかく、一度焼くと永遠に存在し続ける。
私は陶という特殊な素材を扱っているからこそ、この素材でしかできない表現を意識しながら制作しています。
陶は完全にはコントロールすることのできない素材です。
特に釉薬は、窯の中で起こる化学反応により変化し、その焼成後の質感や色の幅広さにはいつも感動します。複雑な色や奥行きのある質感の魅力が感じられる釉薬を研究しています。
技法としては、主に手びねりで制作しています。
粘土の可塑性を直接手に感じながら制作し、手びねりならではの形や優しい雰囲気を意識しています。
わたしは花をイメージした作品を多く作っています。
それは、花の儚さと陶の無限性の対比や釉薬の複雑で奥深い雰囲気とがとても心地よくマッチしているように感じるからです。
素材としての魅力と私の表現する造形とが深く繋がってゆく作品を試みています。
西田 洋子 Profile
1995年 兵庫県神戸市生まれ
多摩美術大学工芸学科陶専攻 卒業
◆受賞歴
受賞歴
2020「第76回現展」入選
「美の舎学生選抜展」一次予選通過
「ヤングアーティスト公募展 いい芽ふくら芽」入選
「100人展」入選
「交際公募 東京アート工芸」入選
◆展示歴
2016「交差展vol.9」神奈川
2018「ラブセラミック」多摩美術大学、東京都
2019「few 多摩美術大学工芸学科卒業制作展」スパイラルガーデン、東京都
2020「やきものの現在 茶碗に挑んだ麒麟児たち」ギャラリーヴォイス、岐阜県、多治見
「1000vases」フランス、パリ
「ジャンルレスグループ展 intersection9.5」#1010、愛知県、名古屋
「美の舎学生選抜 第一次審査通過作品展」ギャラリー美の舎、東京
「ヤングアーティスト公募展 いい芽ふくら芽」名古屋松坂屋、愛知
「independentTOKYO2020」ポートシティ竹芝、東京
◆インフォメーション
1995 兵庫県神戸市出身
2019 多摩美術大学卒業
現在、多治見市陶磁器意匠研究所在籍
4年間東京の大学で陶芸を学びました。
現在は岐阜県で製作していますが、作品の発表など関東圏を中心に行っています。