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池袋アートギャザリング公募展
IAG AWARDS 2021 EXHIBITION
21/07/14[水]-21/07/19[月] @ 東京芸術劇場 5F Gallery1

中野ともよ / Nakano Tomoyo 

● 主な技法:日本画、水彩画

中野ともよ

中野ともよ Profile

1984年 岐阜県生まれ

名古屋芸術大学大学院 美術研究科美術専攻 日本画制作領域 修了

◆受賞歴
2009年 第44回日春展 入選
第41回日展 入選
2011年 第46回日春展 入選
2020年 シェル美術賞2020 入選

◆展示歴
2014年 グループ展「第2回-en-日本画展」(愛知芸術文化センター)
2015年 グループ展「第3回-en-日本画展」(愛知芸術文化センター)
2016年 グループ展「第1回銘々展」(愛知芸術文化センター)
2017年 グループ展「第2回銘々展」(愛知芸術文化センター)
2018年 グループ展「第3回銘々展」(愛知芸術文化センター)
2019年 グループ展「第4回銘々展」(愛知芸術文化センター)
2020年 グループ展「Small Paintings」(武蔵野市吉祥寺GALLERY IRO)
グループ展「Tail wind展」(名古屋栄三越 美術サロン)
シェル美術賞展(国立新美術館)
2021年 グループ展「Small Paintings」(武蔵野市吉祥寺GALLERY IRO)

◆インフォメーション
『Potager -ポタジェ-』というテーマで作品を描いています。
Potagerとは菜園という意味です。

私の作品の主なモチーフは、祖母が育てた野菜や花です。
暑い日も寒い日も、祖母が大切に見守ってきた畑。
何十年と続いている命の繰り返し。土のついた野菜は、たくましさやみずみずしさに溢れています。

その野菜から想像を掻き立てられ、絵として新たな命を吹き込むことにしました。
野菜を収穫し、色や感触を確かめ記憶する。季節や天気、風を想像する。
そんな過程から、私の作品は生まれています。

悲しいことに、祖母が亡くなってしまったら、もうこの世からなくなってしまうその畑を、私が描き続けることで、いつまでも存在させ続けたいという願いもあります。

また、自分が思う日本画の絵の具の美しさを大切にしています。
砂のような粒で存在する日本画の絵の具は、水を含むことにより、予想できない留まり方や、流れを見せます。
絵の具を重ねるだけでなく、垂らしたり、たっぷりと溜まらせることにより独自の表現を目指しています。