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IAG ARTISTS SELECTION
池袋回遊派美術展2024
24/05/21[火]-24/05/26[日] @ 自由学園明日館講堂

河端 政勧 / masayuki kawabata 

● 主な技法:油彩

《コンセプト》
私はキャンバスにパレイドリア現象が起こるように、ある技法を使用して描いています。それは転写です。コンピューターでデジタルスケッチして、それらを印刷することから始めました。 これらをプリントアウトして、キャンバスへ写します。 この転写プロセス中に、隠れたイメージから偶然見えてくる形や痕跡 (パレイドリアとして知られる現象) に遭遇することがよくあります。 これらの要素は、創造的なプロセスとして現れます。 そこから見えてくるものは、私の心に保存された記憶の反映として機能すると考えています。
私は、きちんと整理できない記憶の混沌とした性質を受け入れる手段としてこのテクニックを用いています。 記憶は整理整頓することができない領域に存在するというのが私の考えです。

河端 政勧

河端 政勧 Profile

岡山県生まれ

東京造形大学絵画専攻 卒業

◆受賞歴
2024年KAIKA TOKYO AWARD2024/東京 入選
2023年ARTabi2023国際アートアワード/長野,東京,香港 入選
2022年IAG AWARDS 2022/東京 入選
2022年長亭GALLERY展2021/東京 入選
2021年 FACE2022/東京 入選
2021年 第39回上野の森美術館大賞展/東京 入選
2021年 ACTアート大賞展/東京 優秀賞
2021年 清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ/愛知 佳作

◆展示歴
2024年「KAIKA TOKYO AWARD2024」THE SHARE HOTELS/東京都墨田区
2023年「ARTabi2023国際アートアワード」辰野美術館,SansiaoGallery/長野県上伊那郡,長京都中央区2022年「FACE2022」SOMPO美術館/東京都新宿区
2022年「長亭GALLERY展2021」長亭GALLERY/東京都中央区
2021年「第39回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館/東京都台東区
2021年「ACTアート大賞展優秀賞受賞者展」The Artcomplex Center o館/東京都港区
2017年「感覚と世界が近づくために」(個展)点と未来デザインラボラトリー/東京都調布市
2016年「調布会」ギャラリーみるめ/東京都調布市
2010年「a means scattering ceremon(豆まきと手段)」Gallery Objective Correlative/東京都新宿区
2009年「いつ仕事はパブリックになるか?」Gallery Objective Correlative/東京都新宿区
2008年「vision」相模原市民ギャラリー/神奈川県相模原市

◆インフォメーション
《記憶について》

私は油彩の技法を用いて記憶をテーマに絵を描いています。
記憶とは、個々の頭の中に浮かぶ思い出や、経験した事などの集合体のようなものを示しています。そんな記憶は整理整頓されているのでしょうか?残念ながら、それを確認することはできません。なぜなら、記憶がどうなっているのか確かめることができないからです。
私はそのような記憶の“確かにあるけれど、確かめることができない矛盾するような性質”に興味を持っています。