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池袋アートギャザリング公募展
IAG AWARDS 2024 EXHIBITION
24/05/24[金]-24/06/02[日] @ 東京芸術劇場 5F Gallery1&2

アーティスト
Otti Ouri / Otti Ouri 

● 主な技法:色鉛筆画

この地球上に生きる動物たちの命の輝きを、ダイナミックかつ彩り豊かに表現したいと日々思い、描いています。

Otti Ouri

Otti Ouri Profile

2003年 東京都生まれ

◆受賞歴
19年『東京都高等学校文化祭美術•工芸部門第30回中央展』最優秀賞(東京都教育委員会賞)

20年『第44回全国高等学校総合文化祭』文化連盟賞

21年『SHIBUYA AWARDS 2021』今村有策賞・オーディエンス賞

24年 『池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2024 EXHIBITION』オーディエンス賞(3位)

◆展示歴
19、20、23、24年 個展(銀座中央ギャラリー)
21年 SHIBUYA AWARDS2021入選展示会
22年SHIBUYA AWARDS2021受賞作品展
22年 SHIBUYA AWARDS EXHIBITION2022 SS入選入賞PULUS展(代官山ヒルサイドテラス)
22、23年 グループ展(ギャラリー国立)
23年 こくフェス
「サルサガムテープLIVE」出展
23、24年 グループ展(銀座中央ギャラリー)
24年『池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2024 EXHIBITION』(東京芸術劇場)

◆インフォメーション
【Otti Ouri (オッティ オウリ)】


〈ステートメント〉

私は口下手である。
言いたいことを、適切な言葉を見つけて話すのが苦手である。在廊しても、お客様に短い時間で1番言わなくてはならないことを言い逃し、後で「しまった」と悔む。

そんな私がずっとやり続けてきたこと、それが「動物(生き物)を描く」ということである。小さな頃からほぼ毎日、動物や恐竜を描き続けてきた。動物が好きだ。その動物にしかない「形」に惹かれる。そしてそこに宿っている「命」に思いを馳せる。イメージを膨らませて、1本1本の線に、100の色に、魂を込める。線は使い慣れた水性ボールペンで、色は油性の色鉛筆で。

不思議なことに、私の描いた動物たちは、私と違って、見てくださるかたに何かと語りかけているようだ。「表情が訴えかけてくる」「見ているととにかく元気が湧いてくる」「癒される」「感動した」「パワーをもらった」などなど、ありがたい感想をいただく。

私の描いた動物たちが、私の言葉以上にいろいろなことを語ってくれる。それに気づいた時、私は“もっと描きたい、描いて描いて、自分の一部分だけでも人に知ってもらいたい”と、強く思うようになった。

自分の作品を深く言葉で説明するのは、正直今の私には難しい。が、ひとつ言えるのは、私の絵を見て涙を流してくれたり、喜んでくれたり、好きになってくださる人がいて、その方たちの笑顔を見ると、それだけで幸せな気持ちに、いや、それこそが幸せなのだと感じる。こんな私でも少しは人の役に立つことができるのだと、嬉しくなる。私が「生き物(命)を描く」ことはイコール「人(他者)と繋がる」ということである。今はただ、ひたすら自分がこの世に生まれて日々絵を描いているその意味を問いながら、私にとって人と繋がる唯一といっていい手段、命を吹き込むような動物画の制作に没頭していたい。