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池袋アートギャザリング公募展
IAG AWARDS 2024 EXHIBITION
24/05/24[金]-24/06/02[日] @ 東京芸術劇場 5F Gallery1&2

アーティスト
上曽山花香 / Kamisoyama Haruka 

● 主な技法:立体造形、インスタレーション

確実性があるのは過去についてのみであり、未来についてのたった1つの確かなことは死のみである。
私は自身の死生観を作品に昇華させている。過去から構成される死生観とともに未来の死に向かって1歩ずつ進む。現在から肉体を離れるその時までに何ができるのか。自分に問うたとき、それは愛することであるという結論に至った。
エーリッヒ・フロムは「愛は能動的なものであり、音楽やスポーツのように技術が必要である」という言葉を残した。まずは愛を与え、他者を信じるために自分を信じ、苦痛や失望に耐え、乗り越えていくことが必要であると。私の作品に対して抱く感情は「愛」であり、作品そのものが「愛」の権化である。
それぞれが抱える葛藤や問題について思考する時、私の作品が緩衝材になれたらと願う。

上曽山花香

上曽山花香 Profile

2002年 鹿児島県生まれ

2024年 武蔵野美術大学造形学部彫刻科 2年

◆受賞歴
2020 「南日本ジュニア美術展」南日本新聞社賞

◆展示歴
2023 「/マ⟳ω: Do宀ヶ、Vl ol_oシ〈 展」GALLERY SUMMER of LOVE、東京
2024 「AM:透明」新宿眼科画廊、東京
「IAG AWARDS 2024 EXHIBITION」東京芸術劇場、東京
「五美術大学交流展第1回小作品展」デザインフェスタギャラリー原宿、東京

◆インフォメーション
自分が生きている意味を証明、表現するために自分自身の心の内を探り、そこから湧き出る感情を作品として昇華させ、作品を鑑賞してもらうことによって、他人との対話を試みている。