現代美術家
前川結佳 / contemporary artist
● 主な技法:和紙に、水干絵具、岩絵具、色鉛筆
私は、ドイツ表現主義に見られる感情の強度と、ポップシュルレアリスムに通じるコラージュ的な画面構成を手がかりに制作している。人物、動物、植物、装飾といったモチーフに、自身の感情や記憶の断片を重ね合わせ、それらを一つの画面上に配置することで、複数の時間や感情が同時に立ち現れる絵画を目指している。
和紙、色鉛筆、岩絵具という異なる素材は、静けさとざわめき、内面と外界、記憶と現在といった相反する感覚を、一つの画面の中に共存させるための重要な要素である。素材の質感や重なりによって生まれる揺らぎや奥行きを通して、見る者が自身の経験と結びつけながら、それぞれの物語を立ち上げていくことのできる絵画を志向している。

前川結佳 Profile
1998年 石川県生まれ
2024年 武蔵野美術大学通信教育課程 卒業
2016年 石川県立工業高等学校デザイン科 卒業
◆受賞歴
・アートコンプレックスセンター 「アートアワード-novae-」
最優秀賞(2024)
・星乃珈琲店絵画展 優秀賞(2019)
◆展示歴
2023年 「現代アートからのリハビリテーション’23」(日本/AVA 旧Hello Bee)
2023年 「滔々」(日本/ギャラリー国立)
2024年 「アートアワード-novae-」(日本/アートコンプレックスセンター)
2025年 「The Square」(日本/赤レンガ倉庫 日本文藝主催)
2025年 「ACT 小品展 2025」(日本/アートコンプレックスセンター)
2025年 「アートマート」(日本/アートコンプレックスセンター)
2025年 「恋の画塾 成果発表展 -夏-」(日本/AVA 旧Hello Bee)
2025年 ディファレント京町堀アートフェア出展
◆インフォメーション
1998年石川県金沢市生まれ
2024年武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科日本画コース卒業
石川県在住。
日本画で使われる和紙や岩絵具などの画材と、身近な色鉛筆を組み合わせて絵を描いている。伝統的な素材のしっとりした質感に、色鉛筆のラフな線が重なっていく、その“ちぐはぐさ”を楽しみながら制作を行う。鑑賞者の記憶や感情と、どこかでふっと重なる瞬間が生まれることを目指している。

