アーティスト
上曽山花香 / Haruka Kamisoyama
● 主な技法:立体造形、インスタレーション
確実性があるのは過去についてのみであり、未来についてのたった1つの確かなことは死のみである。
私は自身の死生観を作品に昇華させている。過去から構成される死生観とともに未来の死に向かって1歩ずつ進む。現在から肉体を離れるその時までに何ができるのか。自分に問うたとき、それは愛することであるという結論に至った。
エーリッヒ・フロムは「愛は能動的なものであり、音楽やスポーツのように技術が必要である」という言葉を残した。まずは愛を与え、他者を信じるために自分を信じ、苦痛や失望に耐え、乗り越えていくことが必要であると。私の作品に対して抱く感情は「愛」であり、作品そのものが「愛」の権化である。
それぞれが抱える葛藤や問題について思考する時、私の作品が緩衝材になれたらと願う。

上曽山花香 Profile
2002年 鹿児島県生まれ
2025年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 3年
◆受賞歴
第14回南日本ジュニア美術展 南日本新聞社賞
◆展示歴
2023 年『/ マ⇅ω: Do 宀ヶ、Vl ol_o シ〈 展』(GALLERY SUMMER of LOVE / 東京)
『小平アートサイト 2023』( レストランキャンディ / 東京 )
2024 年『AM: 透明』(新宿眼科画廊 / 東京)
『IAG AWARDS 2024 EXHIBITION』(東京芸術劇場 / 東京)
『KANZEN- 完全 -』(新宿伊勢丹本店 / 東京)
『オド・サンクチュアリ』(武蔵野美術大学 / 東京)
『小平アートサイト 2024』(小平中央公園 / 東京)
2025 年『2024 年度五美大交流展』(銀座洋協ホール / 東京)
『BOAT』(HIGURE17-15cas/ 東京 )
『タナタナ』(武蔵野美術大学g-FAL/ 東京 )
『KAGU』(鹿児島市立美術館/ 鹿児島 )
◆インフォメーション
私は「愛」を主題に制作を続けています。
愛はただ存在するものではなく、能動的に育み、築き上げていく営みだと考えています。
針と糸、毛糸と布を用いた手芸的手法を通じて、手の動きと時間を重ねることは、私にとって「愛」の実践そのものです。
作品に触れることで、鑑賞者の心に小さな緩衝材のような余白を生み出したいと願っています。
