日本画家
山崎有美 / yumiyamazaki
● 主な技法:日本画
コロナ禍に桜の花筏をモチーフに描いていた際に、日常が一変する感覚と、行き場の無い生命力をぶつける様に勢いで赤く絹本の画面を染め上げてしまいました。その経験から生まれたシリーズの作品です。
「春秋」という言葉の中に一年と言う意味があると知り、桜の花と紅葉を一枚の絵画に入れて、螺旋を描く様に生命や季節の巡る様を描いております。桜の下には金箔で女性像も描いております。
和紙と絹の二重構造の日本画で表現し、光や角度によっても下に描いてある人物の浮かび上がり方など含めて見え方も変化し、実際可能であれば作品の下に鏡を敷く事によって更に作品がポリフォニックに広がる様なイメージを作り、絵画に没入する感覚を味わって貰える作品にしたいです。

山崎有美 Profile
1982年 愛知県生まれ
2007年 愛知県立芸術大学 大学院 修了
◆受賞歴
第17回臥龍桜日本画大賞展 入選 (他18回・20回入選)
2010年 新生展 入選
第62回春の院展 初入選 (以後63・66・69・70回入選)
再興第92回 院展 初入選 (以後96・98回・99回・101回入選)
桜花賞展
2022年 美術新人賞デビュー展 入選
◆展示歴
2011年 個展 ―移ろいのヴェールー (銀座・みゆき画廊)
2012年 個展 -境界― (岐阜 高島屋) 以後2024年開催
2013年 個展 -透時(トウトキ)―(大丸松坂屋 名古屋店)
2014年 個展 (名古屋丸栄/京都大丸アートサロンエスパス 15・16・18年・20年)
2016年 個展 -トウトキ- (西武高槻店/そごう神戸店)
2018年 第6回 郷さくら美術館 桜花賞展 出品
2022年 個展-トキカガミ-(大丸松坂屋名古屋本店)
美術新人賞 デビュー展 (銀座 泰明画廊)
2024年個展-鏡花水月-(大丸松坂屋名古屋本店)
2025年個展-水月鏡花-(大丸心斎橋店)
◆インフォメーション
近年は和紙と絹の二重構造の技法で二層に描き表現する事によって、光と闇、女性や花の儚さと内に持っている強さなど、両義性を表現できたらと思い描いています。
そこに見え隠れするアンビバレントな感情を鑑賞者に抱いてもらえたらと願っております。
平面絵画、そして日本画の可能性を信じ、絵の中に引き込まれるような感覚が伝えられるよう日々模索しています。
