花井壮輔 / Sosuke Hanai
● 主な技法:油彩(ミクストメディア)
少女キャラクター像をモチーフに絵を描いています。
彼等は現実には存在せず描かれることで初めて存在し得るものです。
本展示では、画面中央にタイムラインのようにドローイングが残された絵を展示します。
キャラクターを自己投影の対象として描き始めるが、反復して描き続けるうちに、その存在は徐々に自分から離れ、独自の輪郭を持ちはじめる。
支持体にドローイングを重ね続ける行為は、イメージを定着させると同時に、消えきらない痕跡や残像を蓄積させていく。さらにその上からペインティングを重ねることで、キャラクターは単なる図像ではなく、時間や行為の堆積として画面に現れる。
大学の卒業研究制作を終えて、新しい挑戦をしている作品群です。

花井壮輔 Profile
2003年 東京都生まれ
2026年 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 卒業
◆受賞歴
2025 CENRETA ART AWARD 入選
2025 TUB Showing2025 ファイナリスト
◆展示歴
2025 CENRETA ART AWARD Exhibition Central Chidlom (Bangkok)
2025 TUB Showing 2025審査展示 多摩美術大学アートテーク(八王子)
2026 多摩美術大学卒業制作展 Art Center NEW(横浜)
◆インフォメーション
自身の内面に存在するキャラクター像をモチーフに描いている。
絵画が持つ映像性や記憶媒体性に関心を持ち、絵画というメディア(支持体)の中でどのように構造を考え画面を構築できるかをテーマに制作している。
画面内に繰り返し現れる残像を描き連ねるドローイングや、絵の具の積み重なりかたを通して、時間や思考、自分の目線の変容を画面に蓄積させることを試みている。絵画の中に時間や記憶、そして瞬間を定着させようとしている。
