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< IAG ARTISTS SELECTION >
池袋回遊派美術展2022
22/05/14[土]-22/05/18[水] @ 東京芸術劇場 5F GALLERY1

坂本 匡之 / sakamoto tadayuki 

● 主な技法:テンペラ油彩混合技法

テンペラ油彩の混合技法で描いている。テンペラ白により画面全体を埋め尽くし。その上に油彩で着彩してゆく。その工程を何度も繰り返し画面を作り出しているが、画面に向き合う時間そのものが表現の根幹を成している。見る側と共有するのは時間が生み出す集積でもあり、自分の描く時間でもある。その上で描いているのは、空間も含め象徴的に扱う「家」「トビラ」「人」などだが、それが記憶の底へと繋がり「人とは」という問いかけになればと願い描いている。

坂本 匡之

坂本 匡之 Profile

1957年 福岡県生まれ

東京芸術大学

◆受賞歴
2019 IAG AWARDS 入選
2019 Artcomplex Center of Tokyo 大賞展大賞受賞
第6回9回12回 板室温泉大黒屋現代美術展 入選
第1回2回3回 ニッホンオブジェクト大賞展 入選

◆展示歴
2021 個展「モノガタル」Artcomplex Center of Tokyo (東京新宿)
個展「記憶の底から」B-gallery(東京池袋)
ART MOMENT JAKARTA ON LINE 出品
2020 個展「モノガタル」Artcomplex Center of Tokyo
個展「モノガタル」わたなべ画廊(埼玉飯能)
2019 W BANG THE HOTEL ART FAIR 出品
個展「モノガタル」d-lab gallery(埼玉入間)
2019 2018.2017.2016 個展 新宿デザイナーズフェスタ アトリエANZ企画
2018.2017 ギャラリーUNICON企画 HOLONIC展
その他 個展グループ展で活動多数

◆インフォメーション
下地を施した上にテンペラ白で線を埋め尽くし、油彩により色を挟んで行きます。この行程を何度も繰り返し作品を描いていますが、このゆっくりとした時間の流れが自分の表現を作っていると思っています。自分の時間が作品に降り積もっていく様はイメージで。
そうして描くのは抽象化された人のリアル。光はあり空間はあるが、どこか記憶の底に沈んだようは曖昧さの中に「人ってそうだ」という様なリアルを描きたいと思っています。