森田洋美「 寄生049 」

寄生049
- ID
- exid63400wid58006
- 技法
- 石膏地に卵黄テンペラ
- サイズ
- F4号
- 制作年
- 2022
- 制作点数
- 1
- Edition
- 額装
- 有り(額寸:55×45×5cm)
- 特記事項
- 夏の公園で、たくさんのツクツクボウシタケという冬虫夏草を見つけました。
それらは誰からも気にされる事なく、一帯はセミたちの墓場となっていました。
樹の下でセミの幼虫達は、外に出て大人のセミになる事なく、土の中で菌に寄生されて死んでしまったのです。
掘り出したツクツクボウシタケを前に、私は悲しい気持ちになりましたが、同時にこれが自然の摂理なのだと実感するのでした。
セミ達の命が、キノコの命に繋がる…自然というのは命の繋がりの上に成り立っているのです。
ツクツクボウシタケの観察を通して、人間も自然の一部であるというメッセージを込めて作品にしました。 - 販売責任
- 八犬堂 >特定商取引法上の表記