作家
東春予 / Higashi Haruyo
● 主な技法:ドローイング
漫画を描く際には、1つの画面に4つのレイヤーがある。1.下書きの青いシャーペン2.ペン入れのインク3.スクリーントーン、4.それが編集されて貼られたアンチゴシック体の台詞、印刷には写らない、生原稿の4層を、わたしはキャンバスにアクリル・インク・メディウムを用いて、トーンの粒まで全て手描きで再構成した。
今回はPaper Peopleというバンドの曲をモチーフに制作した。ドラム、ベース、ギター、ボーカルの4層によって経過する時間を、同じく4層のレイヤーを持つ漫画のコマとして描いた。
東春予 Profile
1995年 千葉生まれ
京都造形芸術大学 情報デザイン学科 イラストレーションコース 卒業
◆受賞歴
小学館スピリッツ賞 努力賞
京都造形芸術大学 卒業展 同窓会特別賞
池袋アートギャザリング主催 漫喜利 優秀賞 IAG賞
◆展示歴
2018年 京都造形芸術大学卒業 個展『実験漫画 破線(連ねられた点による)』(東京 ondo )
2019年 個展『実験漫画 コミックはミュージックのように』、個展『実験漫画 コミックはミュージックのように vol.2』(東京 亀戸アートセンター)
2020年 公募展「漫喜利」 個展『実験漫画(コミックはミュージックのように vol.3)』(旭川)
2021年 個展『実験漫画(コミックは ミュージックのように vol.3.5)』(東京 108)
個展『実験漫画(コミックはミュージックのように vol.4)』(京都 cocoto)「BE AT STUDIO HARAJUKU」(東京 ラフォーレ原宿)
個展『実験漫画(コミックはミュージックのように vol.5)』(大阪 gallery shop marco)
IAG SELECTION池袋回遊派美術展(東京 東京芸術劇場)
2022年 「ことばのアート展」(大阪 阪神梅田本店)
◆インフォメーション
京都造形芸術大学を卒業後、主に京都、大阪、東京で個展やグループ展に参加している。
関西での展示は
2019年 個展『実験漫画 コミックはミュージックのように』(京都 kunst arzt),
2020年 グループ展『ヒョーヒョーテンポ』(京都 yuge)
2021年 グループ展『border』(大阪 gallery shop Marco)『アートとTシャツと私』(京都 haku)
個展『実験漫画(コミックはミュージックのように vol.4)』(京都 cocoto)
2022年 グループ展「ことばのアート展」(大阪 阪神梅田本店)グループ展『allegory of them』(大阪 gallery shop Marco)
などがある。