木白牧 / Maki Kishiro
● 主な技法:アクリル画をベースにしたミクストメディア
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木白牧
「Ciao☆浮世の船 _全体」
ミクストメディア
740×1750cm -
木白牧
「ステージ1「原稿」」
アクリル絵具、石粉粘土、磁石、コ型金具、ステンレスネジ、ペン(PIGMA)、漫画原稿用紙、LEDレジン、接着剤(セメダイン3000ゴールド)、インクジェットプリント、スチレンボード、プッシュピン、木製パネル
51.5×36.4 cm -
木白牧
「ステージ2「雑誌_A」」
アクリル絵具、石粉粘土、磁石、コ型金具、ステンレスネジ、漫画原稿用紙、LEDレジン、接着剤(セメダイン3000ゴールド)、インクジェットプリント、スチレンボード、プッシュピン、木製パネル
36.4 × 25.7cm -
木白牧
「ステージ2「雑誌_B」」
アクリル絵具、石粉粘土、磁石、コ型金具、ステンレスネジ、漫画原稿用紙、LEDレジン、接着剤(セメダイン3000ゴールド)、インクジェットプリント、スチレンボード、プッシュピン、木製パネル
36.4 × 25.7cm -
木白牧
「ステージ2「雑誌_O」」
アクリル絵具、石粉粘土、磁石、コ型金具、ステンレスネジ、漫画原稿用紙、LEDレジン、接着剤(セメダイン3000ゴールド)、インクジェットプリント、スチレンボード、プッシュピン、木製パネル
36.4 × 25.7cm -
木白牧
「ステージ2「雑誌_M」」
アクリル絵具、石粉粘土、磁石、コ型金具、ステンレスネジ、漫画原稿用紙、LEDレジン、接着剤(セメダイン3000ゴールド)、インクジェットプリント、スチレンボード、プッシュピン、木製パネル
36.4 × 25.7cm -
木白牧
「ステージ3「コミック本」」
鏡、油性マーカー(白)、モデリングペースト、ラッカースプレー、インクジェットプリント、スチレンボード、画学紙、漫画原稿用紙、LEDレジン、ラインストーンステッカー、接着剤(木工用ボンド)、厚紙、アクリル絵具、ステンレスネジ、フォトフレーム
35×28cm
命と世界の俯瞰的な表現を模索している。細胞→個体→地図(社会)という自然界の階層構造を貫くモチーフを表現に用いている。命とは相互に繋がりながら時の海を航海する巨大な船のようだと考えていることから、海を旅するクジラの姿によって命の方舟を表現している。
漫画もストーリーという時間軸を表現するものである。その形態や様式も、原稿→雑誌(大量生産)→コミック(収蔵)というように経時的に変化していく。本作品では変化する漫画を舞台にして社会の海を泳ぎ行く命の方舟を表現している。
人はただ生きているだけでは満足できない生き物だ。夢と現実を行き来しながら心の均衡を保っている。だいたいは幼少期に夢を詰め込まれ、成長と共に社会を知り現実を悟っていく。夢と現実を抱えながら、あなたはどのような航路を選ぶのだろうか。
制作者は娘を育てているため、女児が成長過程で通過する少女漫画を夢や憧れとして引用した。
木白牧 Profile
1975年 滋賀県生まれ
2005年 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程(現 大阪公立大学) 修了
◆受賞歴
2023年「いい芽ふくら芽RS」優秀賞
2023年「windfall gallery 2周年記念サムホール公募展」windfall gallery賞
2023年「池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2023」準漫喜利大賞
2021年「Any Kobe with Arts 2021」Gallery10賞
2021年「第3回公募アートハウスおやべ現代造形展」入選
2020年「池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2020」入選
2019年「第4回星乃珈琲店絵画コンテスト」優秀賞(土方明司賞)
2008年「第21回日本の自然を描く展」上位入選
◆展示歴
2024年 個展「錦のX-Y-Z軸」、windfall gallery、京都
2024年 個展「方舟 Arks」、ギャラリー自由が丘、東京
2023年 個展「世界という海で」、Cafe GALLERY KONOYO、東京
2023年 2人展「潮目のように」、新宿眼科画廊、東京
2023年「IAG AWARDS2023 EXHIBITION」、東京芸術劇場、東京
2023年「New Power展 Vol.4」、ギャラリー自由が丘、東京
2022年「Any Kobe with Arts 2022」、MRSX(建栄)ビル、神戸
2022年「KENZAN2022」、東京芸術劇場、東京
2020年「IAG AWARDS2020 EXHIBITION」、東京芸術劇場、東京
◆インフォメーション
日本人が抱く自然への共感や崇拝などの精神に、獣医学や鯨類調査員に携わっていた経験から得た自然科学の視点を加え、自然界の秩序や生命の本質を俯瞰した表現を模索している。具体的には、細胞→鯨(個体)→地図(社会)という自然界の階層を貫くモチーフを並列に使い小宇宙を表現。
アクリル画をベースに上記モチーフと、日常生活の図像や廃品など時代を表わす素材を使ったミクストメディアの半立体平面作品を作っている。