ガラス造形作家
作田 美智子 / Michiko Sakuta
● 主な技法:キルンキャスト
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作田 美智子
「この道の先にⅠ」
キルンキャスト/ガラス
34×17×31 -
作田 美智子
「この道の先にⅡ」
キルンキャスト/ガラス
9.5×12.5×8 -
作田 美智子
「この道の先にⅢ」
キルンキャスト/ガラス
10.5×10×6.5 -
作田 美智子
「この道の先にⅣ」
キルンキャスト/ガラス
8.5×12.5×8 -
作田 美智子
「この道の先にⅤ」
キルンキャスト/ガラス
11×6×9 -
作田 美智子
「この道の先にⅥ」
キルンキャスト/ガラス
20×6×8.5 -
作田 美智子
「光と影Ⅰ」
キルンキャスト/ガラス
22×14×7 -
作田 美智子
「光と影Ⅱ」
キルンキャスト/ガラス
28×7×12 -
作田 美智子
「光と影Ⅲ」
キルンキャスト/ガラス
11×16×9 -
作田 美智子
「直線と曲線、光と影Ⅰ」
キルンキャスト/ガラス
26×14×7 -
作田 美智子
「直線と曲線、光と影Ⅱ」
キルンキャスト/ガラス
17×20×8.5 -
作田 美智子
「直線と曲線、光と影Ⅲ」
キルンキャスト/ガラス
9.5×10×5
ガラスの鋳造技法で制作しています。
粘土で一つ一つ原型を作り型取りをしているので、全て1点物です。
作品にはどこかに必ず磨りガラスの部分をつくり、そこをスクリーンのように見立てて光と影を落とす場所を設定しています。ガラスの透過性を活かし、奥行きのある表現でその先に何があるのか…見る人の想像力を掻き立てるようなもの作りを心掛けています。
窓辺や光量の強いところに置くと影ができ、光の向きによって影の出方も変わるのがポイントです。
作田 美智子 Profile
1982年 神奈川県生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科 修了
◆受賞歴
入選は多数ですが受賞歴はありません。
◆展示歴
2015年 竣工ウ記念企画 女子美工芸ガラスコース教員展 (神奈川 ギャラリー誠文堂)
2015年 女子美術大学工芸専攻ガラスコースで学んだアーティストのガラス展 (東京 町田市役所)
2016年 第5回Derby展2016立体部門 (東京 GALLERY KINGYO)
2016年 神奈川美術展(神奈川 県民ホール)
2016年 いりやKOUBO(東京 入谷画廊)
2017年 おやべ現代造形展 (富山 アートハウス小矢部)
2017年 女子美術大学同窓会設立100周年記念 若手支援プロジェクト展-まなざしの先に- (東京 丸ビル)
2018年 現代ガラス展inおのだ (山口 おのだサンパーク)
2019年 女子美卒・ガラス・作品展(東京 グラスギャラリー・カラニス)
2020年 みつならび展 (東京 オリエ アート・ギャラリー)
2020年 現代ガラス展inおのだ (山口 おのだサンパーク)
◆インフォメーション
作田美智子と申します。
女子美術大学工芸学科でガラスを学び、その後タイミングよく開設された東京藝術大学の大学院へ進学しました。ガラス教育機関の歴史は浅く、当時は今のように設備は整っていませんでしたが、道具や設備を手作りしながら何とか制作し修了しました。
学校を出た後は高校の非常勤講師として働き、その後女子美術大学でも非常勤講師として働きだしました。講師を続けながら2人の男児を出産し、子供達や高校生、大学生のエネルギーを感じながら毎日を過ごしています。
そんな中で、本当に細々とですが自分の制作を続けてきました。
ガラスの透過性、光と影、自分の手で作り出す直線と曲線のバランスを大切にし、自分の作品を小さな建築物のように想いながら作品制作をしています。作品にはどこかに必ず磨りガラスの部分をつくり、そこをスクリーンのように見立てて光と影を落とす場所を設定しています。ガラスの透過性を活かし、奥行きの先に何があるのか…見る人の想像力を掻き立てるようなもの作りを心掛けています。建築物に太陽の光が注ぐように、私の作品には光が欠かせません。ただ置くだけではなく、ライトを当てたり、西日の当たる窓辺に置いたりして、光の向きによって出方の変わる影の動きを味わっていただけたら幸いです。