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いい芽ふくら芽 in TOKYO 202121/03/31[水]-21/04/05[月] @

サイトでの販売時間は21:00~8:00です。
売約いただいたお作品は着払いにて配送いたします。配送日は4月20日以降です。

吉田絵美 /  []

● 主な技法:

吉田絵美

吉田絵美 Profile

1988年 京都府生まれ

近畿大学文芸学部芸術学科ガラス造形芸術コース 卒業

◆受賞歴
2017 「ART MOVE #22」入選
「近代日本美術協会春季展」 新人優秀賞受賞
「近美関東美術展」 大賞受賞
「近代日本美術協会展」新人賞受賞
2018 「近代日本美術協会春季展」記念賞受賞
「ART MOVE #23」入選
「近美関東美術展」大賞受賞
「近代日本美術協会展」近美未来賞受賞作
2019 「近代日本美術協会春季展」奨励賞受賞
「ART MOVE#24」入選
「近美関東美術展」特選
「近代日本美術協会展」近美理事長賞受賞
2020 「2020ZERO展」大賞受賞
「ART MOVE#25」入選・アートふるなび賞(ピックアップ賞)受賞
2021「近代日本美術協会展」内閣総理大臣賞受賞

◆展示歴
個展
2019 「アート・スプラウトVol3吉田絵美キラピカアクリル抽象画展~心の印象を追いかけて~」 ふれあいホール、大阪(主催:枚方市生涯学習課)
2020 「YOSHIDA EMI 2020ーこころー」イグ_エム_アートギャラリー、大阪
「YOSHIDA EMI 2020」京橋画廊、大阪
グループ展
2019 「TOKISUNABA Vol.3」イグ_エム_アートギャラリー、大阪
「枚方市の美術家ミニチュアール展2019」枚方市民ギャラリー、大阪
「第1回東京都美術館懇話会人気作家セレクト展」ギャラリー青羅、東京
「igu_m_art 展 vol.2」ギャラリー檜、東京

◆インフォメーション
私の作品の基本テーマは [ 感情の印象 ] にあたります。
私はここ数年、言葉にできない感情を言葉に当てはめないまま絵にしようと努力してきました。
 何故そんな、変化する感情の一瞬をそのままキャンバスに載せるようにしたか、と言うにはそれなりに経緯があります。

恥ずかしながら私は数度、精神疾患を患い、そのたびにそれなりの長期間、ひきこもりとなりました。
全ての事象に混乱し、恐怖したあの日々 に知ったのは、[感情は言語に引っ張られる]と言う、プラスにもマイナスにもなる人間のメカニズムです。
 あの頃の恐怖のどん底にいた私は、とにかく「怖い」と言う気持ちから逃げ出したくてたまりませんでした。しかし前述のとおり、メカニズム上一瞬でも 「怖い」と思うと、「怖かった記憶」も芋づる式に出てくるのです。その上病気のせいで、「楽しい」だとか「明日は良くなる」と言う単語を 口にすることすら恐ろしく感じてしまう、完全なる負のスパイラルに陥っていました。

 だというのに、そんな状態の私に精神科医やカウンセラーは、「自分の感情を認めてあげてください」と毎回諭してくるのだから、頭を 抱えてしまうのも無理のない話ではないでしょうか。

さて、「怖いと思う気持ち」を認める、とはどういうことでしょう?

前述のメカニズム上、「怖い」と認識している限り、延々と「怖い」と向き合 い続けさせられるのではないでしょうか?もう、こんなにも怖くて、ほとほと疲れ切っているのに?

そんな中、私は自分の考えていることを言語化せずに、自分に説明する方法を考えて、たどり着いたのが今の私の絵になります。

単純な直線と曲線だけで構成した、漂い、弾け、溶け、変化し続ける感情と、霞み、沈む過去の残像は決して見つめず、ただ「現在」だけ を追って描く。金や銀で走らせる言語の帯や矢が感情を捉える一瞬前を描いてきました。
描き出してみれば、意外と全てはキラキラピカピカと輝いていて、「恐怖」と言う単語を当てはめるのは何か違うような絵ばかりが私の前に現れ、いかに当時の脳が病気で役立たずだったのかがよく解ります。

こうして感情に言葉を当てはめるのを辞めて数年、多くの人の手を借りて、私はやっと本格的に社会復帰を果たしました。 この絵のスタイルになってから本当に私は色々な変化を手に入れて、何とか自分を受け入れられるようになってきたと思います。 今の自分から見たら、過去の作品のどこに「恐怖」があるのかすらわからないけれど、それこそが変化なのでしょう。

基本的に作品に題名はついていません。ついているのは、主に公募に提出した作品ばかりになります。私は全ての絵の題名は、観てくださった方にそれぞれに付けていただきたいと思っています。どんな題名でも、それが正解だと思います。人それぞれ違ってて当然ですし、今日の私と昨日の私と明日の私でも、その絵の印象は毎回違います。

 同じ言語圏の人どころか自分にすら、上手に自分の気持ちを言葉で説明できない私ですが、解らないことを解らないまま受け入れる、 と言う体験を、今私の絵を観てくれた皆様と共有できたら幸せだと思います。

どの絵も楽しく描きました。キラキラピカピカと輝く絵は、光の反射で表情を変え、いつまでも見つめていたくなるような、そんな幸せな絵に仕上げています。是非実物を多くの方に観ていただき、そして誰かの人生にそっと寄り添うように飾って貰えたらと願い、今回の「いい芽ふくら芽」に応募させていただきました。

※生まれは母の実家の京都になりますが、5歳〜10歳まで千葉県の四街道市で暮らしていました。当時の近所は新興住宅街で、空き地と公園と新築の吉岡小学校、花屋が1件あるだけで、子どもの足ではスーパーにも行けないような田舎でした。1クラス20名が、千葉を去る時には1学年4クラスになり、プレハブ校舎に押し込められたことを覚えています。また、当時住んでた場所は今は借家としてますが、バブルの終わりに両親が買った一軒家が残ってます。転勤族なので「出身地は?」と言われると明確に答え難いですし、もう菜の花体操もうまく踊れませんが、一応千葉県ゆかりのアーティストとなります。どうぞよろしくお願いいたします。