彫金 / 金属造形作家
古賀 真弥 / Masaya Koga [B1 Atelier East]
● 主な技法:彫金などの金工技法
雨が降り、川から海へ注がれ、雲となって再び雨となる。
こうした自然現象に改めて思いをはせたとき、地球を循環し続ける「水」の壮大な現象に心を動かされました。
自分もその大きな営みの中の一部として、全ての命とのつながりを感じながら生きるため、
水のように「状況によって形を変えながらも、その本質は変わらないもの」の存在を常に意識するようにしています。
このような思いから着目したモティーフに、金属工芸の技法とさまざまな手法を合わせながら、私なりの解釈で形や表情を与えて立体作品を制作しています。 ー古賀真弥
古賀 真弥 Profile
1988年 福岡県生まれ
東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程工芸専攻 彫金研究分野 修了
◆受賞歴
2013年 安宅賞奨学基金(東京藝術大学)
2016年 YOD Gallery賞(次世代工芸展 2016)
◆展示歴
・日本ジュエリー展(東京都美術館、2012年、2024年)
・KOGEI Art Fair Kanazawa(ハイアットセントリック金沢 YOD Galleryブース、2017年、2019年、2021年、2022年、2023年)
・KENZAN(東京芸術劇場、2022年、2023年)
・“Smash Hits 03” from ONBEAT(YUGEN Gallery(東京:渋谷)、2022年)
・いい芽ふくら芽 in Fukuoka(大丸福岡天神店、2021年)
・SICF22(スパイラル(東京:青山、2021年)
・壁11㎡の彫刻展(いりや画廊(東京:入谷)、2019年)
・MITSUKOSHI × 東京藝術大学「夏の芸術祭」(日本橋三越本店本館6階美術フロア、2016年、2018年)
・21世紀鷹峯フォーラム 次世代工芸展(京都市美術館別館、2015年、2016年)
・個展(いりや画廊(東京:入谷)、2015年)
◆インフォメーション
1988年福岡県北九州市に生まれる。
東京藝術大学工芸科に進学し金属工芸の伝統技法である彫金を学ぶ。
東京藝術大学大学院修士課程修了後、同大学美術学部彫金研究室教育研究助手として勤務。
現在は静岡文化芸術大学 専任講師としての教育・研究活動とともに、作家活動として彫金を基に金工技法を用いた造形作品を制作し展示発表している。