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四美神21/06/12[土]-21/06/20[日] @ 世田谷ものづくり学校iiD Gallery

後藤 温子 / Atsuko Goto 

● 主な技法:綿布に自製の水彩絵具

後藤 温子

後藤 温子 Profile

1982年 東京生まれ

東京藝術大学 大学院美術研究科 油画技法材料研究室 修士課程 修了

◆受賞歴
2004年 安宅賞 受賞
2005年 国際瀧冨士美術賞特別賞 受賞
2006年 O氏記念賞 受賞
2012年 YOUNG ART TAIPEI 2012 新潮賞 受賞

◆展示歴
主な個展
2009年 「後藤温子個展」 /ギャラリーEtienne de Causan (パリ)
2012年 「優しい沈黙」/ 西武池袋本店 アート・ギャラリー
2012年 「夢から醒めない」 / LOWER AKIHABARA
2014年 「祈り、呪い」 / LOWER AKIHABARA
2014年 「みんなまやかし」 / 三越 銀座店 アートスペース∞
2016年 「空っぽの偶像」 / LOWER AKIHABARA
2016年 「夢見る怪物」 / 三越日本橋本店 アートサロン
2017年 「The silence of idols」 / Thinkspace gallery, ロサンゼルス, USA
2018年 「The happy prince」 / ギャラリー小暮 / ニューヨーク
2019年 「お伽話はひとりでに夢を見る」 / ギャラリー小暮 / 東京

◆インフォメーション
私の制作のテーマのひとつは、”絵を描く = 夢を見る” ということである。
絵を描く行為は、夢を見る現象と同じ、という考えのもと、その中に現れる不可思議な物語や情景 = 心象風景(意識 / 無意識の中に潜んでいる情念のようなもの)を描いている。
そして、もうひとつのテーマは “偶像” (idol) = 人々の願望、祈りや呪いを一身に受けるための空っぽの器としての存在、である。
どこにでもいる誰かのような曖昧な存在。夢の中に出てくる、実在しないのに存在する存在。人の祈りや呪いが形になって現れた、幽霊や幻影のような存在。
そのような存在が漂う情景 / 心象風景 を、描きたいと思っている。