彫刻家
杉亮介 / Ryosuke Sugi
● 主な技法:木彫
この作品は木という素材に対して塊から削り出すことと、枝を集めて付け足し形を形成することをメインとして制作されている。
一つの素材に対して,足すことと引くこと二つの相対する行為を通じて作品に二面性を内在させている。
私は物事や自身の二面性というものにしばしば悩まされているのだが,具現化し彫刻として作品にすることで自分の人生にある種の救いを受けている。
つまるところ彼女は私を救ってくれる偶像である。