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池袋アートギャザリング公募展
IAG AWARDS 2022 EXHIBITION
22/05/20[金]-22/05/25[水] @ 東京芸術劇場 5F Galllery1&2

「IAG AWARDS」は池袋の街とアーティストをつなぐ「池袋アートギャザリング(IAG)」が企画運営する公募展です。
今年から新たに、アートの新たな地平を目指し、展示する漫画=「漫喜利」部門と「音源指定映像部門」を新設!
全国からの応募者約450名の中から、現役アーティストを中心とするIAG審査員たちが
ジャンルや年齢を問わず50名前後の精鋭アーティストたちを選抜、東京芸術劇場に集結いたします!

華山萌
華山萌 / Megumu Hanayama 

● 主な技法:ミクストメディア

《Before and After the Demise》は、4台の人体の内臓器官の動きと音を模した音響装置を使用したサウンドインスタレーションである。この音響装置は、器官の拍動アクチュエーターとしての大型サブウーファーユニット、人の皮膚としての超軟質ウレタン樹脂の膜、血液を含むその他組織としての水とスライムを混ぜた粘り気のある赤い液体を用いて構成される。装置は、可聴域以下(10kHz以下)の周波数でコンポジションされた有機的な動きを繰り返し、その動きが膜と液体に伝わることによって、ビチャビチャと生々しい音を奏でる。さらにその音をさらにガンマイクで拾い、空間のに配置されたスピーカーから再生することで、グロテスクな空間が生み出される。
重奏する4台の装置は、増幅・減衰・停止・持続の動きを絶えず繰り返し、まるで生命の終焉という一線を行き来しているような緊張感を醸し出す。ここからタイトルを《Before and After the Demise》、すなわち「終焉の前後で」と名付けた。

華山萌

華山萌 Profile

1997年 東京都生まれ

多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻情報デザイン領域修士課程 修了

◆受賞歴

◆展示歴
サウンドパフォーマンスプラットフォーム2022出演

◆インフォメーション
1997年東京都杉並区中央線沿い生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業後、多摩美術大学大学院美術研究科修士課程情報デザイン領域在籍在籍。学部在学中にアニメーションや映像のための音楽・音響制作を行い、 大学院進学後、”音響と身体表現の同時生成”をテーマにサウンドアート、パフォーマンスアートの領域で作品制作を行う。