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池袋アートギャザリング公募展
IAG AWARDS 2025 EXHIBITION
25/11/21[金]-25/11/30[日] @ 東京芸術劇場 5F Gallery1&2

ソノラデザイン
ナカジマミノル / Sonora Design 

● 主な技法:アクリル絵具、シルクスクリーン、デジタルイラスト

「無垢な時代の残響」
この3作品は、記憶と想像、現実と虚構が交錯する世界を描いたコラージュ・シリーズです。鮮やかな色彩とレトロな素材感の中に、人間の文明が自然や生命と交差し、時には侵略し、時には無自覚に破壊していく姿が皮肉とユーモアを交えて描かれています。
このシリーズでは、戦争、産業化、環境破壊といった20世紀以降の人類の歩みを、子どもや動物といった「無垢な存在」の視点から再構築しています。過去のプロパガンダや歴史資料、古写真をモチーフにしながら、未来への問いを含んだ「ビジュアルの寓話」を紡いでいます。

1. Red Zeppelin(50号 横) テーマ:探検=侵略? 自然との境界線
赤く染まった飛行船が氷原に降下する瞬間。周囲には警戒するように整列したペンギンたち、逃げ惑うペンギンたち、そして武装した1羽のペンギン。 この作品は、人類が未知の地に踏み込むときに持つ「正義と野望」の両義性を象徴しています。赤い飛行船“NORGE”は、実在した北極探検を彷彿とさせつつ、どこか異様な軍事的ニュアンスを持っています。ペンギンの社会が「防衛」に動くことで、人間の到来がどれほど異物的かが浮き彫りになります。


2. Gas mask boom(40号 縦) テーマ:現代文明と“防衛本能”の皮肉
旧ソ連風の高層住宅群を背景に、工場の煙突からは白煙が立ち上る。手前にはガスマスクを被った女性たち。彼女たちは戦時中でもなく、祭りでもない。あまりに自然にその異様な姿で立ち尽くしている。 この作品では「毒された日常」をテーマにしています。環境汚染や情報過多、管理社会において、マスクは呼吸を守るためであり、個性を隠すためでもある。赤い点は、失われた感情や記憶の残骸のように画面を浮遊しています。


3. Lamb(50号 横)テーマ:無垢な選択、希望か従属か
子羊の頭をした子どもが、もう一人の子と手を取り、羊の群れに誘うように向かって歩いていく。丘の向こうには煙突、空には希望のような青。 この作品はシリーズの中で最も詩的で静謐なトーンを持っています。羊の群れと子どもたちは、どちらも「導かれる存在」でありながら、実は未来を選ぶ分岐点に立っている。煙突の煙はまだ白く、完全な絶望ではない。過去と未来の狭間で、子どもたちが“何を見ているのか”が観る者に委ねられます。

ナカジマミノル

ナカジマミノル Profile

東京都文京区生まれ

東京デザイナー学院 ファッションデザイン科 卒業

バンタンデザイン テキスタイルデザイン科 卒業

デジタルハリウッド MACマルチメディアPRO科 卒業

◆受賞歴
2018年 スペイン「ON PAPER版画展」 入選

2022年第72回 「モダンアート展」入選 (東京都美術館)

2022年 IAG AWARDS 入選(東京芸術劇場)

2022年第78回 「現展」入選 (国立新美術館)

2024年 SHIBUYA ART AWARD10th 入選

◆展示歴
2017年 MONSTER Exhibition展

2018年 スペインON PAPER展

2019年 RVGグループ展

2022年 東京都美術館 モダンアート展

2022年 東京芸術劇場 IAG AWARDS EXHIBITION

2022年 第78回 国立新美術館 「現展」展

2022年 リビエラ アート2022

2022年 KENZAN2022

2022年 四谷アートフェスティバル

2022年 池袋RIVIERA TOKYO 常設展

2023年 暮らしにアーティストが見える展 【みなとみらい東急スクエア】

2023年 ARTELIER LIFE展 vol.1【阪急⼤阪梅⽥ NU茶屋町】

2023年 JR東日本【Yamanote Line Museum 】恵比寿駅展示 ・ 秋葉原展示 ・
鶯谷駅展示

2023年 ナカジマミノル個展【抽象表現とコラージュ展】
神保町カフェギャラリークラインブルー
2023年 花とイラスト展 (コネクト名古屋店 /名古屋)

2024年 1月Gallery select展 (ギャラリーマール/東京都)

2024年5月個展「花と抽象表現」ギャラリーマール東京都

2024年 SHIBUYA ART AWARD10th

2025年 7月Gallery select展 (ギャラリーマール/東京都)

2025年 9月 渋谷スクランブルスクエア合同展

◆インフォメーション
東京文京区生まれの抽象画家・イラストレーター、

長年にわたりファッションデザイナー、ファッションデレクター、テキスタイルデザインを経験した後、
商業デザインにおける表現の限界を感じ、画家に転身。

抽象画 : 多彩な色彩を用い、幾何学的な形や植物のデフォルメなど独自のスタイルを展開し、

社会問題や人種問題などにも対話を投げかける作品を制作しています。

色彩の組み合わせや配置によって作品に深みを与え、観る人の感情や感覚を揺さぶります。

イラスト / コラージュ : デジタルやアナログを使い分け、主に女性や少女、植物などを描き、
繊細なタッチや独自の世界観を表現しています。

作品を通じて、人に癒しや感動を与えることを目指し、自身の感性や経験を反映させた作品を制作、

その多彩な色彩や幾何学的な形、独自のスタイルが特徴であり、

コラージュでは社会的なメッセージを持ち合わせながらも、美しさや繊細さを追求した作品に
多くのファンが魅了されている。

是非、その作品世界を堪能いただき、新しい感覚や感情を体験していただければ幸いです。