杉山遥香 / Haruka Sugiyama
● 主な技法:日本画
今回出す2点の作品はハワイで見つけたモチーフと場面です。
1点目の「廻る」は時の流れをイメージしています。南国は時間がゆったりと過ぎるように感じます。それは朝も昼も夜も変わりません。そして、太陽の透ける美しい海で育った様々な形や色の貝殻は植物に引けをとることなく鮮やかで、力強く、上品に見えました。
2点目の「Waipahu」は、ハワイでの年越しの際に見た景色です。民家の一軒一軒からカウントダウンと同時に打ち上がる花火は、本当に圧巻でした。大変な状況であっても明るく楽しく、こうして人々が一斉に、一緒になって新しい年をお祝いすること。すごく重要なことだと改めて感じさせられ描きました。
杉山遥香 Profile
1997年 愛知県生まれ
2020年 沖縄県立芸術大学 3年
◆受賞歴
◆展示歴
2021年 あの日の夜 (ギャラリー懐美館)
日本画6人展 (沖縄県立芸術大学 附属図書・芸術資料館2階 第1展示室)
2022年 あの日の夜第二夜 (ギャラリー懐美館)
2023年 日本画6人展 (沖縄県立芸術大学 附属図書・芸術資料館2階 第1展示室)
あの日の夜第三夜 (ギャラリー懐美館)
◆インフォメーション
愛知県出身で現在は沖縄県立芸術大学にて日本画を学んでいます。杉山遥香です。今回、IAG AWARDSにエントリーさせていただいたのは、池袋にあるすいどーばた美術学院に3年通って得ることのできた、大切な思い出や経験を胸に池袋という地で発表したい!と思い応募させていただきました。
わたしは暖かくて明るい場所が大好きで、作品全体は南国そのものがテーマになっています。植物は鮮やかに色付き、人々には活気があり、太陽は輝いて海をより引き立たせてくれます。南国で過ごして感じたわたしの"美しい"を画面で楽しんで頂ければと思います。