鮫島 弓起雄 / Yumikio Sameshima [Gallery1]
● 主な技法:立体/インスタレーション
作品を制作する際に、途中の作業工程で用いる設計図や作品の寸法図面を作成すること、あるいは会場の建築図面やその採寸を必要とすることが多々ある。
それらは本来作品が出来上がるうえでの副産物に過ぎないのだが、次第にその図面や寸法というデータそのものに興味を持つようになり、そこに主題を置いて展開させたものがこの「寸法立体」シリーズである。
今回のモチーフは関根貴之氏の絵画作品。
寸法、図面というのは物の大きさや形を示したものであるのだが、実際に実物を目の前にした時にはその寸法数値や図面にある形が見えるわけではない。
目の前にあるそのものよりも図面からの方が、その物の形体などを正確に把握することができるというのは、なんだか不思議な感じがする。
鮫島 弓起雄 Profile
1985年 東京都生まれ
東京造形大学 美術学部 彫刻専攻領域 卒業
◆受賞歴
2019 Brillia ART AWARD 2019 入選
2017 IAG AWARDS 2017、C-DEPOT賞 受賞
2016 ゲンビどこでも企画公募2016、飯田志保子賞 受賞
◆展示歴
2017:ホテルアートフェス(パークホテル東京), 「時」を感じるアート展(伊勢丹新宿店), 亀山トリエンナーレ(三重県亀山市)
2018:池袋回遊派美術展 IAG ARTISTS SELECTION(東京芸術劇場), 水と土の芸術祭 小須戸ARTプロジェクト2018(新潟県新潟市), 「MONOCHROME」(ギャラリーアートコンポジション)
2019:J-POPアート展(高松三越), LENGUAJES ALTERNOS(Ruido proyectos/メキシコ), 茶室と現代美術 -和美・西美-(遊美工房)
2020:Brillia Culture Spice(上野の森美術館), 「アートフルな暮らし」(伊勢丹浦和店), FUJIHANE×C-DEPOT「RESURRECTION」(AOYAMA STUDIO 164/239)
◆インフォメーション
1985 東京に生まれる
2010 東京造形大学美術学科彫刻専攻領域卒業
2015 本格的に作家活動を開始
2019 アート系国際交流会「Artist Meetup !」立ち上げ
アーティスト・イン・ホームステイプロジェクト「JaM -Artist in Homestay-」運営参加