JAGGYBOX
JAGGYBOX / JAGGYBOX
● 主な技法:Bitmap Digital Art
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JAGGYBOX
「DESIGNED BY JAGGYBOX 2023 SKATEBOARD DECK」
Digital Heat Transfer
8-3/4 -
JAGGYBOX
「クールガイ(CooI Guy from insight♡)」
Giclee(ジクレー版画)
32×32cm -
JAGGYBOX
「ワンデイ(One Day from insight♡)」
Giclee(ジクレー版画)
32×32cm -
JAGGYBOX
「スパム(SPAM from insight♡)」
Giclee(ジクレー版画)
32×32cm -
JAGGYBOX
「スパムMONO」
Giclee(ジクレー版画)
50×50cm -
JAGGYBOX
「Vaatiy of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
21.2×21.2cm -
JAGGYBOX
「E・Resonasion of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
21.2×21.2cm -
JAGGYBOX
「Nanacy type42 of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
21.2×21.2cm -
JAGGYBOX
「3piece#1 of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
23×50cm -
JAGGYBOX
「3piece#2 of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
23×50cm -
JAGGYBOX
「3piece#3 of SYNDREAM」
Giclee(ジクレー版画)
23×50cm
創作の源泉は何処から来るのか。漠然とそのモチベーションの鍵を開けてみると、今日に至るまでアート市場における美術的分野の価値観はアーティストの独自性はもちろん、制作プロセスや熟練された技巧が評価され、芸術品として歴史的なコンテクストにおいて重要視されているが、大局でみると1960年代にアメリカに起源するグラフィティアートは不法行為と公共空間の破壊からはじまり現在では商業アートとなり芸術市場でも評価を受け他のアートフォームと同様にコレクターや投資家にとって魅力的な資産となっている。
一方、日本は1970年から1980年代は漫画やアニメの分野において多種多様な作品が登場した黄金期と呼ばれ、今なおコンテンツのリメイクが続くなか、芸術的側面からも原画やセル画に価値を見出して世界的評価が高まっている。
さらに1990年代初頭アップルのMacintoshの登場により、デザイン分野が大きな転換期を迎えると同時にUI、アイコン、フォントのデザイン性が現代のUI/UXデザインはもちろんのこと古典的なビデオゲームやレトロスタイルの作品まで当時のビットマップ描写は現在のピクセルアートにも多大な影響を与えている。
このような世代ごとの時代性や大衆娯楽、テクノロジーの普及による、いささかアンダーグラウンドなカルチャーが原点となり潜在的な創作の最大のモチベーションとなっている。
過去を遡れば使い物にならないパソコン、低俗な漫画、稚拙なアニメ、犯罪的行為といった具合に捉えられていたことに反して表層的な印象だけで終始し、そこに意図も汲み取らず素通りするようなことはできない普遍的で夢中になる価値を感じる。
近年テクノロジーはアーティストとギャラリー、コレクターとの交流を多様化させ、アートや芸術の分野は益々平等に偏見も差別もない新たな時代の到来が足音をたてて近づいている。