美術家
木村のぞみ / Nozomi Kimura
● 主な技法:陶芸、ドローイング、ペーパーマッシュなど
私は周囲を観察しながら、さまざまな関係性について比較したり立ち位置を逆転させる想像を寓話のようなかたちにしてきました。
使うために作られた家畜に不自由を、空を飛んでる鳥に自由を演じてもらい、家畜のなかに鳥を閉じ込めたり。
レシートに印刷した人類の歴史に自分の数十年を参加させてみたり、紙に星の並びを正確に打ち込んで掌握したつもりになったり。
「人間」をコンパクトにまとめて眺める場が好きなのかもしれません。さまざまな立場を客観的に観るための場として。
木村のぞみ Profile
1987年 大阪府生まれ
2006年 大阪府立港南造形高等学校 卒業
2010年 神戸芸術工科大学 卒業
◆受賞歴
2010年
神戸芸術工科大学卒展 学長賞
神戸芸術工科大学卒展 学生賞
◆展示歴
2025 個展「不自由の相対性Ⅱ」 - 京都/monade contemporary|単子現代
2024 公開制作 - ドイツ Rostock
2021 木村のぞみ展 - 北京/Lt.gallery
2018 木村のぞみ展 - 熊本/Pivert
2015 木村のぞみ展 - 大阪/ギャラリー海野
2014 個展「不自由の相対性」 - 京都/器館
個展「片羽の鳥冠」 - 神戸/galleryゆめ
個展「朝を望む」 - 西宮/galerie 6c
個展「斜陽の、」 - 神戸/DELLA-PACE
◆インフォメーション
大阪生まれ大阪在住。
高校と大学で美術と工芸の技法全般を学び、素材や技法の枠に捉われず素材の特性をもテーマに組み込んだ制作を続けています。
大学卒業後は兵庫県の丹波立杭焼の産地で住み込みでの補助や、神戸のアート団体CAPのアトリエアーティストとしての活動を経験しました。

