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ヤングアーティスト公募展
いい芽ふくら芽 in OSAKA25
25/10/08[水]-25/10/12[日] @ 大丸心斎橋店 心斎橋PARCO 14階 PARCO GALLERY / SPACE14

彫刻家
中村駿 / SHUN NAKAMURA 

● 主な技法:塑像 油彩

中村駿

中村駿 Profile

1990年 横浜生まれ

2015年 多摩美術大学 卒業

◆受賞歴

◆展示歴
2018/1 『第6回アートイマジン芸術小品展』アートイマジンギャラリー(国立)
2018/3 『仏界冒険』ボイジャーズギャラリートーキョー(代々木)
2018/8 『Life 2018』GALLERY ART POINT(銀座)
2019/1 個展『いにしへの手紙』LYURO東京清澄(清澄白河)
2021/7 個展『住めば古都』イスム表参道店(渋谷)
2022/4 個展『海潮音』祈りの道具屋まなか(横浜)
2023/4 個展『朧月夜に龍は舞う』イスム表参道店(渋谷)
2024/4 個展『龍の息吹』イスム表参道店(渋谷)
2024/5 二人展『住めば古都』なら工藝館(奈良)
2025/6 個展『雲を呼ぶ龍』イスム表参道店(渋谷)

◆インフォメーション
独学の塑像による龍神像や仏像の受注制作、及びオンラインショップの運営を行う。2020年3月より活動拠点を横浜から奈良へ移す。

私の芸術活動のそのほとんどが無計画なものです。目の前の粘土の塊や、真っ白なカンバスが一体どんな道を辿って完成まで歩むのか、見当もつかないまま取り掛かります。龍や仏の像がどこからともなくやってきて、私を通過して物質を伴って体現するかのようです。作品は他者の集合体とも言えるでしょう。例えば、視覚を通じて私の中に浸透していった他者の作品たち、彼らは私の中で形を崩し混ざり合い発酵し、再び形となる時にはこれまで見たこともないものに変化します。数多の芸術家が表現の選択の中で取りこぼしてきたものを掬い上げる行為、その全てを意識的に行うことはできません。内的な叡智に委ねる制作活動こそ、主客が重なり合う、まさに「祈り」の実践でもあるわけです。