ヒラノマコト / MAKOTO HIRANO
● 主な技法:ミクストメディア、カンバス
平面作品ではあるが私は「オブジェ」として制作している。作品表面の物質感や凹凸、触感のようなものは私にとって極めて重要なものであるからだ。私は努めて単純な形象を用い、そのヴァリエーションから喚起される様々な感情や記憶の諸相、想念の豊かさを追求している。現在、ウクライナやガザの社会現実は、日本で一市民として生きる私にも耐え難いことであり、そうした感情の爆発がこの作品の制作に繋がった。

ヒラノマコト Profile
1952年 東京生まれ
2025年 早稲田大学大学院社会科学研究科地球社会学専攻 卒業
◆受賞歴
◆展示歴
個展:銀座鎌倉画廊、中村画廊、自由が丘画廊、プロムアルテ、バタフライギャラリー、京王プラザホテルギャラリー、日本橋ギャラクシー、Sakiko Gallery(New york), JM Gallery(New York)ほか
グループ展:養精堂画廊、月光荘ギャラリー、東京アメリカンクラブ、三愛ギャラリー、横浜市民ギャラリー、高知県民ギャラリー、東京都美術館、国立新美術館、赤坂離宮迎賓館、Yacob Center(New York)ほか
◆インフォメーション
50年近く、一貫して抽象的な形象による半平面作品を作り続けてきた。「半平面」とは、表面に凹凸やテクスチャーを有す半立体的な作品であることを意味し、意識としては「オブジェ」として制作している。作品は人間の外部に人に支配されない「物質」として存在するものであり、私は素材とともに作品が具現化するのを助けているに過ぎない。近年、私は特に単純なフォルムによる形象を心掛けており、単純とはいえその形象の様々なヴァリエーションが喚起する感情や記憶の諸相、想念の豊かさを追求している。折しも、現在はウクライナやガザでの社会現実に直面して、私自身にも激しく湧き起こる感情が爆発して、「飛翔」と題する作品イメージが私に降ってきた。