画家
清原 啓 / Kiyohara Kei
● 主な技法:油彩
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清原 啓
「JR川崎中央改札」
油彩、フェルト、キャンバス、和紙、糸、額
サイズ可変 -
清原 啓
「居た居た」
油彩、綿布、トレーシングペーパー、ボールペン、木材
300mm×400mm -
清原 啓
「お清め/人避け」
ダンボール、油彩、サンドマチエール、アクリル、パステル、油性ペン、コンテナ
サイズ可変 -
清原 啓
「世界の終わり」
板、メモ用紙、ジェルメディウム、マスキングテープ、油彩、鉛筆、フック、たこ糸 -
清原 啓
「12月」
木製パネル、油彩、アクリル、アキーラ、鉛筆、ジェッソ
650mm×498mm -
清原 啓
「GAME#2」
油彩、板
190×190×20mm -
清原 啓
「ど変態&YSL」
油彩、キャンバス、紙、針金
180×200×250mm
わたしは街で見かけた人を作品の題材としている。路上で座り込み続けている男性や、クラブで羽目を外す若者、電車で眠りこけている人など自由な振る舞いをする人々の瞬間や彼らとの体験を絵と文章とを用いた作品で表現してきた。
今回は、今までの制作で電車内や駅を題材にした作品を集めて展示してみようと思う。多くの人が行き交い、一定時間同じ場所に留まらなければならない状況に置かれることはこういった公共交通機関の特徴だからだ。電車での移動中ふとスマートフォンから顔を上げたとき、たくさんの人々が同じ空間に収まっていて驚くことが度々ある。車両内にいる人々は時間帯によって同質性が高い場合もあれば、服装も年齢も性別も多様であったりするし、路線でも変わってくる。このような場所では、近しい人間関係や職場では遭遇しないような人々に出会える可能性が高い。そのため、電車で偶然乗り合わせた人を描いている作品も多い。
これまでは新しく製作した作品ごとに発表をしてきたが、同じシチュエーションで括ることで街や駅、交通機関というものをどのように捉え、暮らしているかが見えてくるのではないかと思う。
また、一番古い作品の制作年が2019年ということもあり、新型コロナ感染症が流行する以前から現在の社会を振り返られる点でも面白いものとなっているはずだ。
清原 啓 Profile
1992年 東京生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
◆受賞歴
平成元年度 武蔵野美術大学卒業・修了制作 優秀賞
◆展示歴
2019 「フーテン」目黒rusu
「これからを再演する」武蔵野美術大学内
2020 令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展
Independent Tokyo 2020 出展 ポートシティ竹芝
2021 ignore your perspective 56「Gift of Words」 児玉画廊
「BGZ」 moccyu KIKAKU
2021〜 YouTubeチャンネル 「インスタントワーク」 髙木陽太との共同制作
◆インフォメーション