画家
片山香帆 / Kaho Katayama [B1 Atelier East]
● 主な技法:油画
対極にあるとされているもの(生死、善悪、内外など)の境目をコンセプトに、ドローイングやオートマティスムの手法を用いて作品を制作しています。KENZAN2023に出品する作品のテーマは「発酵と腐敗」です。発酵と腐敗は人間にとって有益か有害かで境界線が引かれます。発酵・腐敗の定義を知り、醸造に関わる微生物は自らの生命活動をしているに過ぎないと気づいた時、人間の都合で線を引くという行為に強く関心を抱きました。KENZAN2023に出品する作品では、その線引きと微生物の純粋な生命活動の様を描くことを試みました。

片山香帆 Profile
1991年 東京都生まれ
2023年 武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科絵画コース 卒業
2015年 東京農業大学大学院 農学研究科醸造学専攻 修士課程 修了
◆受賞歴
【受賞歴】
第5回 公募アートハウスおやべ現代造形展 優秀賞
ACTアート大賞展2023 優秀賞
【入選歴】
ACTアート大賞展2023,2024,2025
FACE展2024, 2025
第4回 公募アートハウスおやべ現代造形展
第5回 公募アートハウスおやべ現代造形展
◆展示歴
2023
ACTアート大賞展2023 (The Artcomplex Center of Tokyo)
第4回 公募アートハウスおやべ現代造形展 (アートハウスおやべ)
個展『境界線』(Gallery 美の舎)
個展『境界を引く』(RISE GALLERY)
2024
FACE展2024(SOMPO美術館)
個展『わかりあう・わかりあえない』(GALLERY b. TOKYO)
2025
FACE展2025(SOMPO美術館)
第5回 公募アートハウスおやべ現代造形展 (アートハウスおやべ)
◆インフォメーション
東京都出身、東京都在住
あらゆるもの・ことの境目をテーマに作品を制作。
曖昧だったり、明瞭に区切られたりする境目を、画面上に境界線を引いたり、色と色を拮抗させて境目を作り出したりすることで捉えようとしている。