マウン展21/08/08[日]-21/08/17[火] @ KONOYO.NET
- ID
- exid36827wid35210
- 技法
- 木製パネルに油彩
- サイズ
- S4(333mm×333mm)
- 制作年
- 2021
- 制作点数
- 1
- Edition
- 額装
- 無し
- 特記事項
- 布の貼り合わせに見えますが油絵です。
油絵の具をパレットナイフを使って点描の様に線で置くことで乾いて固まった際に布の様に立体的に見えるので見る角度によって若干ながら見え方が変化するので飾っていて飽きさせません。
点描となると他の作家さんのほとんどの作品が具象(物体)なのでそれを超えた新・新印象派をイメージして制作していました。
わたしにとって芸術とは「対話」です。
そしてわたしが興味を持っているのが「視点」です。
わたしとあなたが見ている、見えている物、色は共通ではありません。
これは考え方にも当てはまりますが、全て同じではありません。
「窓を見て」と言われて窓から見える景色を見る人もいれば、窓そのものを見る人がいますしもっといろんな見方があるでしょう。例えば空模様が見えるなら、洗濯のことを考えたりする人いるでしょう。月が見えるなら、月に帰りたいと思う人もいれば、月に代わってお仕置きしたいと思ったり、月が落ちてこないようにする人もいるでしょう。
大人が見た場合子どもが見た場合、遠くから見た場合と近くで見た場合、背の高さによって見え方の違い、性別によって見えてくる違い(リップの赤色ひとつにしても沢山の種類があるように)を楽しんでもらえれば幸いです。
そして飾られている壁の色によっても絵の色は変わります。
その変化を楽しんでいただけるように、絵の上下を変えたり向きを変えて楽しむこともできます。
見方のヒントを申し上げますと、下地以外塗り潰さずに線で置くように塗っているので下の色が見えます。
角度をつけて見ると最後に置いた色が前面に出てくるので絵の表情が変わります。
全部で何色使われているか数えるのも良いですし、重なり具合を楽しむ見方も良いでしょう。
使っている色は決して多くありません。
限定された世界にこそ、美しさがあると思っているからです。
何でもかんでも自由に使うより、決められた色の組み合わせで構成することで調和が生まれると考えています。
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